今年からあずまボウルとなった関東大学アメフトの王座決定戦。
27日(日)に横浜スタジアムで行われた。
Aブロック日大とBブロック法政、ともに全勝で勝ち抜けた両チームの激突となった。
1950年代から80年代まで、名将篠竹監督の下、ショットガン・オフェンスで一世を風靡した日大フェニックス。
一方、90年代からは関東の雄として君臨している法政トマホークス。
関東大学アメフト界の横綱同士の対決となった。
1st Q、日大ペースで法政0-10日大。
2nd Qに法政がオフェンスのリズムをつかんで、法政17-13。
2nd Qに法政がオフェンスのリズムをつかんで、法政17-13。
3rd Qはスコア動かず法政が3点リード、17-13で最終4th Qに。
まず日大がランでタッチダウンで逆転、H17-20N。
その直後のキックオフ、ゲインをあせった法政リターナーがファンブルして日大がリカバー。
立て続けにスコアするチャンスを日大が得た。
日大は好機を逃さず、パスでタッチダウン、H17-27N。
まだ残り時間はあるものの、10点差、2ポゼッション差。
法政にとしては、流れを変えるビッグプレイがほしいところだが、日大ディフェンスは強固で、法政のオフェンスを寄せ付けなかった。
残り時間わずか、もう既に2本取ることは絶望的な状況ではあった。
法政が攻撃権を日大に渡してしまい、万事休した。
負けている側にとって、相手のニーダウンで終了時間を迎えることは非常につらいものだ。
しかし、日大は強かった。
特にディフェンスとキッカー・パンターが素晴らしかった。
日大は、関東の王者にふさわしいチームだった。
法政は、ディフェンスを整備して、また来年王座に挑んでほしい。
特に相手をスピードに乗せる前に的確にタックルでランを止めてほしい。
甲子園ボウルは、恐らく関学-日大の対戦になるだろう。
往時のファンにはたまらないネームバリューだ。
決戦は、12月18日。
場所は甲子園。
場所は甲子園。
NHK BS1で生中継予定。